子宮膣部・頸部 症例

国際セントラルクリニック

症例

子宮膣部、頸部 30歳代 女性
G2P3
既往歴・家族歴  特記すべきこと無し
【現病歴】
・当院人間ドックでの子宮膣部擦過細胞診でⅢatypical glandular hyperplasia
・1ヶ月後
ソフトブラシによる頸管内膜擦過細胞診でP.C.Ⅲamod.+軽度異型腺細胞
・5ヶ月後
膣部スメア:Ⅱ~Ⅲ核腫大し核質軽度増量せる円柱上皮細胞
・8ヶ月後
膣部スメア:Ⅲb severe dysp.
・9ヶ月後
Cervex ブラシでの頸管・膣部スメア:Ⅲ
異型腺増生HPVテスト:陽性
・10ヶ月後
他院受診 擦過細胞診:mild susp.
コルポ診:所見なし
膣部生検:severe dysp.or more
膣部円錐切除:CIS

細胞診所見

細胞像:
軽度炎症性背景に、シート状にN/C比大で粗大顆粒状、核質増量した核を持ち、ペアー形成もある傍基底形細胞がある。
これより核質少なく微細顆粒状の核を持ち、レース状の細胞質をもつ腺細胞由来を思わせる異型細胞あり。

組織所見

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病院別